赤ちゃんが授乳中に大量に汗をかいて心配する母親も多いのではないでしょうか?
今回は赤ちゃんが授乳中に汗をかく原因と対策をご説明します。
赤ちゃんは喋ることができないので、赤ちゃんが授乳中に汗をかいているときは母親がしっかり状態を見極め適切な対処をすることが大切です。
赤ちゃんが授乳中に汗をかく原因
赤ちゃんは生まれたころから大人と同じぐらいの汗腺があり、少し汗をかいただけでも頭がベトベトという風に見えてしまいます。
しかし、汗腺は2歳から3歳ぐらいまでは未発達な状態なので、大人と比べると体温調節が上手くありません。
汗腺:汗が分泌される腺のことであり、その腺が発達していないと汗の調整が上手くできなくなります。
それ以外にも、赤ちゃんは大人と比べ新陳代謝が活発で体温が高めになっています。
授乳中は体温が上がりやすく、体温があがると皮膚の血流が強まり、体温が高い頭皮に血流が集まりやすくなっているので、授乳中に汗をかいてしまうのです。
授乳中に汗をかくというのには脳を守る働きがあります。
新陳代謝が活発で大人よりも体温が高めですが、体温調節が上手くないので、頭が熱くなり過ぎる場合があるので、汗をかくことで頭の温度を下げているのです。
これは、大切な脳を守る為にも必要なのです。病気ではなく健康な証拠ですので、何も心配する必要はありません。ですが、赤ちゃんが汗かいたまま放置していると、頭が臭くなったり雑菌の温床になったりしてしまうのでしっかり対策する事が大切です。
【赤ちゃんの汗対策】赤ちゃんが授乳中に汗をかいたときの対策や予防策
授乳中だけではなく、昼寝中なども気にして見ておかないといけません。頭や体が濡れたままだと雑菌が増えて臭くなるだけではなく、掻きむしってしまう場合があるので気を付けましょう。
ガーゼを使用する
頭や体が濡れていたら清潔なタオルでこまめに拭き取ってあげる事が大切です。
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通気性のいい枕やクッションを使用する
抱っこをして授乳すると母親の体温が直接赤ちゃんに伝わるので、枕などを枕やクッションなどを敷いてあげると寝苦しさを軽減さすほか、母親も授乳による首や肩の凝りも軽減されるのでオススメです。
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赤ちゃんの布団などまとめてセットで欲しい方はこちらもオススメです。
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頭を洗う
頭を濡れたま放置していると、頭が臭くなっていて驚いた事がある人は多いでしょう。
お風呂に入った時にしっかり洗ってあげる事は大切ですが、洗い過ぎてはいけません。何度もシャンプーで頭を洗うのは逆効果です。
頭皮が乾燥してしまい、掻きむしってしまう場合があるので気を付けないといけません。乾燥しやすい冬場は特に注意が必要です。
シャンプーで頭を洗うのは1日1回にしておきましょう。洗い方にもコツがあります。ゴシゴシと力を入れたり爪を立てて洗ったりしてはいけません。指の腹で優しく丁寧に洗う事が大切です。
授乳中は赤ちゃんだけではなく、お母さんにとっても大変でしょう。
お母さんもベトベトになってしまう場合があるので、しっかり対策しましょう。例えば、授乳の前に腕などを冷たいタオルで冷やしておくと良いです。これだけでもしっかり効果があります。
タオルは水で濡らすだけでも良いですが、冷蔵庫で冷やしておくとさらに良いです。この他にも保冷剤を使う方法があります。小さい保冷剤をタオルで包んで赤ちゃんの頭とお母さんの腕の間に挟む方法です。自分に合った方法で対策しましょう。
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