女性は男性と比べデリケートな人が多いです。自身の体臭が気になる方は多いでしょう。
こちらでは脂臭い女性の原因・対策についてご紹介します。
体臭が臭くなる原因
日本人は元々昔から清潔好きです。それはスーパーに並ぶ消臭剤の数でもお分かりいただけるはず。
その一方で、食の欧米化により和食よりも肉食が好まれるようになったこと・それ以前に男女共に仕事に忙しいことからきちんとした献立が用意できず食生活が乱れてしまっていること・仕事でストレスを抱えることが多くなったことなどを要因に、我々日本人の体臭は臭くなっているのです。
一年を通じてエアコンを使い続けることで汗腺が衰え、正しい汗が掻けなくなっている場合もあります。
とはいえ、ストレスや疲労が原因の場合には、肝機能が低下して尿として排出されなかったアンモニアが汗に混じってしまうから、おしっこのようなにおいとなるはずです。
汗腺の衰えで起こる不快臭は汗の濃度が高く煮詰まった臭いです。ワキガを持つ方もいますが、その場合はつんとした刺激臭となるのです。
脂臭い女性の特徴や原因
脂臭さの原因はノネナール、頭皮の皮脂が酸化していることで出来るためまさに何度も使って古くなった脂のような臭いがするのです。
若い時にはホルモンの働きでにおいが抑えられているのですが、年を重ねる中でホルモンが減少していくと目立ち始めます。
実は、脂臭いのは加齢臭と呼ばれるものなのです。中年男性に多い症状と思われているでしょうが、ホルモンが減っていくのは女性だって同じこと、何か対策を取る必要があります。
脂臭さだけでなく青臭さも混じっていると言われるその香り、チーズやろうそく・古本・古い化粧品に例えられることもあります。
頭皮や首の後ろなどを中心にくさくなるため、40歳を過ぎて中年と言われる年齢となった頃から注意しておいた方が良いでしょう。枕の臭いを嗅いでみてもよいかもしれません。
男性が言われるのは、皮脂の分泌量が女性の3倍ほども多いからです。
一方の女性の方は、皮脂の分泌量が少ないのは女性ホルモンが抑制しているのですが、更年期になるとホルモン量が減ることから分泌量が増えてしまい危険な状態になります。
脂臭さの原因は皮脂、とにかく皮脂が溜まり過ぎないようにすることが必要です。
脂臭さを改善する方法
お風呂に入る
夜だけでなく朝も入浴やシャワーをするようにして洗い流したり、汗拭きシートを常備しておいてこまめに拭き取ったりというのが対策法となります。
特ににおいの出やすいと言われている場所は念入りに洗うようにしましょう。
シャワーだけでも洗い流されていいのですが、湯船に浸かる方が汗が出て毛穴に詰まっている古い皮脂も洗い流されるため効果的です。
その際、ゴシゴシとこすってはいけません、お肌が傷つくと保護しようと更に体が皮脂を分泌してしまうからです。やさしく洗ったり拭き取ったりするのです。消臭効果のあるボディソープや石鹸もありますから、それを利用するとお肌も傷つきにくくなり臭いも軽減されておすすめです。
食生活を見直す
食生活の乱れは、加齢臭にも影響を及ぼします。忙しいからとバランスの良い食事が取れていないのではないでしょうか。動物性脂肪を取りすぎていることもあります。40代からの中年時代というと、子供が手を離れたこともあり女性でもバリバリ仕事をしているという方も多くなっているでしょう。でも、普段の食事にはもう少し気を使った方が良いようです。
特に、レバーや鰻やにんじんなどのビタミンA・アセロラやキウイなどのビタミンC・アーモンドや緑黄色野菜や抹茶といったビタミンEは、抗酸化作用があり、ノネナールを分解してくれるのでおすすめです。ビタミンはお肌にも良いので臭いが軽減できて、美容にも効果的です。
忙しい毎日でストレスも溜まっているでしょうが、お酒の飲みすぎやタバコも体臭悪化に関係するので出来るだけ控えてください。"