頭汗に関する悩み

気になる後頭部からの汗。もしかして老化?後頭部からの汗の原因と対策

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気になる後頭部からの汗。もしかして老化?後頭部からの汗の原因と対策

後頭部からの汗が異常に多い・・

または急に後頭部から汗をかくようになったって人も多いのではないでしょうか?

そもそも汗をかくことは自然なことですが、一般の人より汗かきで後頭部が汗でびしょびしょになっていると恥ずかしい思いをしたり、急に後頭部から汗をかくようになると心配ですよね。

本記事では後頭部から汗が出る原因と対策を解説していきます。

そもそもなぜ汗をかくの?

はじめに後頭部の汗もそうですが、「人間はなぜ汗をかくのでしょうか?」

人間は日常生活をしているさまざまなシーンで身体の中にある水分を失っています。

例えば、運動をしているときや、お風呂に入っているときだけでなく、寝ているとき、学校で座っているときやデスクワークをしているときでも汗をかいています。

まずはその理由を知ることが大切です。

体温調節

人が汗をかく一番の理由は「体温を一定に保つ」という大事な役割があるからです。

汗が身体の外へでて蒸発することで、身体にこもっている熱を外に逃がして体温のバランスを保つことができます。

このように、汗が体温を一定に保ってくれているおかげで、私たちの身体は正常に機能することができ、健康に保たれているのです。

参考:汗についてより詳しく知りたい方はこちら

汗を多くかく部位には理由がある

基本、汗は全身にかきますが、部位によって違いがあります。

一般的に、心臓から離れている腕や足などの抹消部より胸や背中のような体幹部のほうが汗を多くかきます。

体幹部でも特に脊柱の周りは汗の量が多く、身体の中で最も多く汗をかくのは額です。

これは、生命を維持するために最も大切な器官であり、「脳」は熱に弱いので、温度を一定に保つために汗を多くかきやすくなっていると考えられています。

男性と女性で比べると、どの部位でも、女性よりも男性のほうが体重が重たい分、汗をかく量が多いと言われています。

※体重が一緒の場合、汗をかく量はほぼ同じという研究が「豪ウロンゴン大学の研究チーム、シーン・ノートリー教授(スポーツ医学、生理学)」によって発表されています。

後頭部の汗が多いのは何が原因?

上記のことから汗は人間に無くてはならないものだということがわかりましたが、一般的に人は1日あたり700から900ミリの汗をかくと言われています。

それ以上汗をかいている場合は何かしらの原因があるかもしれません。

頭部多汗症

多汗症は、大きく分けて全身の発汗が増加する全身性多汗症と体の一部のみの局所性多汗症の2分類されます。

その中でも後頭部からの汗なので頭部多汗が考えられます。

頭部多汗症は頭部を中心に発汗してしまう症状です。もちろん後頭部からの汗も頭なので頭部多汗症に分類されます。頭部多汗症になるのは体温上昇や交感神経の刺激で多量に発汗します。

症状は常に頭皮や髪の毛が濡れている、発汗量が多いときには髪から汗がしたたり落ちているなどの状況になります。他の部位と違って隠しにくい箇所なので、生活への影響が大きいです。また、汗を気にして緊張することでさらに汗が出てしまうという悪循環に陥ります。

参考:顔半分だけ汗をかく人必見!病気の可能性も!?顔半分だけ汗をかく原因と対策

更年期(老化)による増加

加齢(老化)によって急に汗が増えるのも更年期障害の1つです。

加齢によるホルモンバランスが乱れが自律神経が乱れる原因にもなり、汗をかきやすくなってしまいます。

汗が増える以外にも、めまいや頭痛、他にも耳鳴り、体温の上昇などの症状が現れるようになります。

しかし、一般的には加齢(老化)による汗は減少する傾向があります。

加齢による汗の減少には順番があり、下肢から体幹後面、体幹全面から上肢、最後に頭部が減少すると言われています。

ここでも分かるように、大切な脳の温度を守るために、最後まで頭部の温度を一定に保つようにしているのです。

運動不足

加齢という年齢でもないのに顔や後頭部だけ異常に汗が出てしまうなど、特定の場所にばかり汗が出る方は運動不足が原因の可能性も考えられます。普段、運動もせず汗をかくことがない状態だと、汗腺が衰えてしまい可動しにくくなってしまうのです。そのた顔や後頭部から汗を出してバランスを取っている可能性があります。

そんなに汗をかく状況でもないのに、顔や後頭部から異常な汗が出てしまうという方は、運動不足を疑ってみてください。

気になる後頭部の汗対策

後頭部に汗をかいてしまう原因はいくつもありますが、いずれにしても汗が出た状態でそのまま放置しておくと雑菌が増殖して様々なトラブルを招いてしまう可能性もあります。

そこで後頭部の汗を少しでも抑える方法や気にならないようする対策方法があるのでご紹介していきます。

後頭部の汗対策 汗をこまめに拭く

頭部多汗症の場合だと、汗の量が多すぎて生活に支障が出ているくらいですので、そのまま放置せず、吸収性・速乾性の良いタオルですぐに汗を拭き取りましょう。吸水性のいいタオルでこまめに汗を拭き取れば、臭いの元となる雑菌の増殖も抑えることができ、あせもなどの肌のトラブルを防ぐのにも役立ちます。

タオルは肌触りがよく、吸水性に優れているものやスポーツタオルなどを複数枚持ち歩くといいでしょう。

おススメ1
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・デリケートな赤ちゃんや小さなお子様のお肌にも安心して使える100%超極細繊維素材のタオルです。
吸水性・速乾性・防臭性に優れているアマゾンベストセラー商品です。
おススメ2
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・高吸水、速乾タオルで有名なマイクロファイバータオルです。薄い生地なので、折り畳み時は、薄さがただ普通の純綿タオルの1/4コンパクトなタオルなので持ち歩きに便利です。

後頭部の汗対策 香辛料の強いものは控える

唐辛子など香辛料が含まれているものはどうしても刺激が強いの汗をかきやすくなってしまいます。簡単にできる対策としては香辛料の強いものを控えることで汗を抑えることが出来ます。

後頭部の汗対策 シャンプー選びに気をつける

後頭部の汗対策にはシャンプー選びに気をつける必要があります。特に市販で販売されているシャンプーを使っている人は要注意です。

市販で販売されているシャンプーはコストも安く、泡立ちがいいので好まれますが、石油系界面活性剤やAES系合成界面活性剤などが多く含まれていて肌には刺激が強すぎるので、シャンプーは無添加のものや低刺激の物を選ぶようにしましょう。

そこで後頭部の汗対策にオススメのシャンプーをご紹介します。

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安心安全の日本製で無添加かつ肌に優しいアミノ酸シャンプーです。高い保湿成分をもつヒアルロン酸が配合されているのでしっかりと頭皮や髪の毛を保湿してくれます。

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弱酸性で、天然ヤシ油由来の低刺激性活性剤使用。デリケートな髪にもソフトな洗い上がりで、手肌にやさしい設計です。

正しい頭の洗い方

どんなにいいシャンプーを使っても、頭の洗い方が悪かったら汗かきを改善するどころか、頭皮のトラブルにもなりかねません。

自分がどんな洗い方をしているのかをしっかり把握し、正しい頭の洗い方をマスターしましょう。

正しい頭の洗い方

1.シャンプーをつける前によくすすぐ
下準備として、シャンプーをつける前に37度~38度のお湯で指の腹を使いながら頭皮や髪をしっかりとすすぐことで、泡立ちがよくなり、80%の汚れを落とすことが出来ます。(目安3分)

2.シャンプーを泡立てる
シャンプーをいきなり頭につけている人も多いと思いますが、これは逆効果です。しっかりと手のひらで泡立ててから頭皮につけましょう。(洗顔をするときの要領)

3.後頭部からマッサージをするように洗う
洗う順番も大切です。後頭部から側頭部(指を立てて)、側頭部から頭頂部(指の腹で)、最後に前頭部の順番にマッサージをするように洗うことが大切です。(頭頂部や前頭部は刺激では刺激が強すぎるので抜け毛の原因に)

4.しっかりと洗い流す
シャンプーの流し残しは毛穴がつまり、肌荒れや頭皮の臭いの元になりますのでしっかりと洗い流しましょう。(目安3分)

5.コンディショナーやトリートメントにも要注意
コンディショナーやトリートメントは保湿などのケアに優れていると思いがちですが、溶剤の使いすぎや長時間おいておくと頭皮のトラブルになるのでこちらも要注意です。水をしっかり切り、毛先だけ付けるようにしましょう。(目安30秒~1分)

6.しっかりと乾かす
完全乾燥は髪の毛にダメージを与えてしまうので、頭から15センチほど離したところから弱風で根元を中心にしっかり乾かすようにしましょう。(目安7~8割。自然乾燥は雑菌が増殖する原因になるので絶対にNG。)

しっかり頭皮ケアをすることで後頭部からの汗を抑えることが出来ます。食事制限など様々なものがありますが、まずはすぐに出来る対策から取り組んで汗対策をしていきましょう。

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