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「電車でコートを脱いだら、自分の脇から汗のニオイが…」
「寒いから汗なんてかいていないはずなのに、ニットが汗臭い」
夏ほど汗をかいていないのに、冬になると汗臭さが気になる。実はこれ、多くの人が感じている悩みです。
先に結論をお伝えすると、冬の汗臭さは「暖房と厚着で急にかく汗」と「乾きにくくニオイがこもる冬の服」が重なって起こりやすくなります。対策は、重ね着で脱ぎ着しやすくすること・服のニオイをためないこと・脇は制汗とデオドラントでケアすることの3つです。
この記事では、冬に汗が臭いやすい理由から、今日からできる対策、ニオイケア用品の選び方、気をつけたい体のサインまでわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 冬なのに汗が臭くなる4つの理由
- 暖房・厚着・ニットで汗臭くならない服装のコツ
- コートやマフラーなど「洗いにくい冬服」のニオイ対策
- 脇のニオイが気になる人の制汗剤・デオドラントの選び方
- 冬に汗が増えるときに考えたい体の変化
冬なのに汗臭くなる4つの理由

理由①暖房と厚着で「急に」汗をかく
冬は、寒い屋外から暖房の効いた電車・オフィス・お店に入ったとき、コートやニットを着たままでいると一気に体温が上がります。このとき、脇や背中、首まわりにじわっと汗をかきます。
厚着の内側は汗が蒸発しにくく、湿った状態が長く続くと、皮膚の常在菌が汗や皮脂を分解してニオイが出やすくなります。夏よりも汗の量は少なくても、「こもる」ぶんニオイが気になりやすいのです。
理由②汗をかく機会が減り、ベタつく汗になりやすい
汗は、もともと血液の成分からつくられます。汗腺には、汗をつくるときにミネラルなどを体に戻す働きがあり、よく汗をかいている人ほど水に近いサラサラした汗になりやすいと言われています。
寒い季節は汗をかく機会が減るため、この働きがうまくいかず、ミネラルなどを多く含むベタついた汗になりやすいと考えられています。ベタついた汗は乾きにくく、肌に残りやすいため、ニオイの原因になりやすいのです。
理由③緊張やストレスで「脇の汗」が増える
気温が低い冬は、体温を下げるための全身の汗は少なくなります。その一方で、緊張やストレスでかく汗(精神性発汗)は季節に関係なく出るため、冬は相対的に「脇・手のひら・足の裏」の汗が目立ちやすいのです。
脇にはニオイのもとになりやすい成分を出す「アポクリン汗腺」が多いため、脇の汗が増えるとニオイも気になりやすくなります。年末の忙しさや、年度末に向けた仕事のプレッシャーも影響することがあります。
理由④冬服は洗う回数が少なく、乾きにくい
コートやマフラー、ニットは毎回洗うものではないため、汗や皮脂が少しずつたまっていきます。さらに冬は部屋干しが増え、洗濯物が乾くまでに時間がかかることで、生乾きのニオイが重なることもあります。
ポリエステルなどの化学繊維は、皮脂汚れが残りやすくニオイがつきやすい素材です。冬のインナーやフリースに多い素材なので、とくに注意したいポイントです。
| 夏の汗 | 冬の汗 | |
|---|---|---|
| かき方 | 暑さで全身からかく | 暖房・厚着・緊張で脇や背中などに急にかく |
| 乾きやすさ | 薄着で乾きやすい | 厚着の内側にこもって乾きにくい |
| 服 | 毎日洗いやすい | コート・マフラー・ニットは洗う回数が少ない |
| 対策の意識 | しっかり対策する人が多い | 油断して対策していない人が多い |
今日からできる冬の汗臭さ対策

①「脱ぎ着しやすい重ね着」にする
分厚いニット1枚より、薄手のものを重ねて、室内ではすぐに1枚脱げる服装にすると汗をかきにくくなります。電車やお店に入ったら、コートの前を開ける・マフラーを外すだけでも違います。
②肌に触れるインナーは「吸湿」と「乾きやすさ」で選ぶ
保温インナーは暖かい反面、汗をかくと乾きにくいものもあります。汗をかきやすい人は、脇汗パッド付きのインナーや、綿・ウールなど汗を吸いやすい素材のものを選ぶとムレを防ぎやすくなります。インナーは毎日取り替えましょう。
③汗をかいたら早めに拭く
汗はかいた直後よりも、時間がたって菌が分解したときにニオイが強くなります。トイレ休憩のときなどに、汗ふきシートや濡らしたハンカチで脇や首まわりを拭いておくと安心です。
④シャワーで済ませず、ときどき湯船につかる
寒い冬は、ぬるめのお湯にゆっくりつかったり、ウォーキングなどの軽い運動をしたりして、普段から適度に汗をかく習慣をつけるのもおすすめです。汗をかくことに体が慣れると、ベタつきにくい汗になりやすいと言われています。
⑤食事は肉・脂っこいものに偏らないように
忘年会や年末年始で、肉料理や脂っこいもの、お酒が続くと、皮脂が増えてニオイが気になりやすくなることがあります。野菜や魚、大豆製品もバランスよくとりましょう。
コート・マフラー・ニットのニオイ対策

体をケアしても、服にニオイが残っていると汗臭さは気になります。毎回洗えない冬服こそ、こまめなケアが大切です。
- 帰ったらすぐクローゼットにしまわない:ハンガーにかけて風通しのよい場所で湿気を飛ばしてからしまいます。
- 衣類用の消臭スプレーを使う:脇や襟元など、ニオイがたまりやすい部分を中心に使います。素材によっては使えないものもあるので表示を確認しましょう。
- 洗えるものは表示どおりに洗う:ニットやマフラーも「手洗い可」「ドライ」の表示に合わせて、シーズン中に何度か洗うと安心です。
- 部屋干しは早く乾かす:洗濯物の間隔をあけ、扇風機やサーキュレーター、除湿機を使うと生乾きのニオイを防ぎやすくなります。
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※画像は楽天市場の販売ページより。価格・在庫・仕様はリンク先で最新情報をご確認ください。
脇のニオイが気になるなら「制汗+殺菌」のケアを
冬の汗臭さでいちばん気になりやすいのが脇です。脇のケアをするときは、パッケージに「医薬部外品」と書かれた薬用デオドラント・制汗剤を選びましょう。医薬部外品は、国が認めた有効成分が決められた量で配合されている商品です。
| タイプ | 特徴 | 冬に向いている人 |
|---|---|---|
| スプレー | 手軽。ひんやりするので冬は寒く感じることも | 汗が軽めで、外出先でサッと使いたい人 |
| ロールオン | 直接塗れて肌に密着しやすい | 汗もニオイも中くらいの人 |
| クリーム | 密着力が高く、長時間もちやすい。冷たさを感じにくい | ニオイが特に気になる人・厚着でムレやすい人 |
| 汗ふきシート | 汗とニオイのもとを拭き取れる | 外出先でリセットしたい人(ほかの対策と併用) |
制汗剤は、汗をかいていない夜のお風呂上がりに塗ると肌になじみやすいと言われています。塗り方や選び方の詳しい解説はこちらです。
ニオイ対策を重視する人には「クリアネオ」
脇のニオイ対策を重視したい人の選択肢の一つが、ソーシャルテックのクリアネオ(医薬部外品)です。殺菌成分と制汗成分の両方が入ったクリームタイプで、わきが(腋臭)・皮フ汗臭・制汗を目的とした薬用デオドラントです。

その後、パッケージは変更されています。今の容器・価格・購入条件は、購入前に公式の販売ページで確認してください。
通販サイトのレビューを見ると、「ニオイが気にならなくなった」という声がある一方で、「汗の量はあまり変わらない」「価格が高め」という声もあります。汗の量よりもニオイ対策を重視する人向けと考えるとよいでしょう。
| 販売元 | 株式会社ソーシャルテック |
|---|---|
| 区分 | 医薬部外品 |
| 有効成分 | イソプロピルメチルフェノール(殺菌)、パラフェノールスルホン酸亜鉛(制汗) |
| その他の成分 | 柿渋エキスなど |
| タイプ | クリーム |
| 購入時の注意 | 公式サイトの定期コースを利用する場合は、回数の条件・解約の方法と締め日を購入前に確認してください |
よいところ
- 殺菌と制汗の有効成分が両方入っている
- クリームで密着しやすく、冬でも冷たくない
- クリームなので、塗りたい場所を狙って塗りやすい
気になるところ
- 市販のスプレーより価格が高め
- 汗の量がかなり多い人には物足りない場合がある
- 手で塗る手間がかかる
向いている人:冬の厚着で脇のニオイがこもりやすい人/スプレーでは物足りなかった人/冷たいスプレーが苦手な人
向いていない人:とにかく安く済ませたい人/汗が垂れるほど多く、皮膚科での治療を考えている人
どの制汗剤・デオドラントも、肌に合わないとかゆみや赤みが出ることがあります。異常を感じたら使用をやめ、皮膚科に相談してください。冬は肌が乾燥しやすいので、カミソリでの自己処理のすぐあとに塗るのは避けましょう。
ニオイが強く、ワキガかどうか気になる人は、こちらでセルフチェックができます。
寒いのに汗が多いときに考えたい体の変化
暖房や厚着をしていないのに、冬でも額や脇から汗が流れるほど出る場合は、体の状態が関係していることもあります。
- 自律神経の乱れ:ストレスや不規則な生活で体温調節がうまくいかず、寒い時期でも汗をかきやすくなることがあります。
- 更年期のホットフラッシュ:女性ホルモンの変化で、急にのぼせたりほてったりして、顔や首、脇に汗をかくことがあります。
- 体重の増加:皮下脂肪が多いと熱が体にこもりやすく、少し動いただけで汗をかきやすくなります。
- 多汗症:季節に関係なく、脇・手のひら・足の裏・頭などに日常生活に困るほどの汗が出る状態です。皮膚科で相談できます。
- 甲状腺の病気など:汗のほかに動悸や体重減少、疲れやすさがある場合は内科で相談しましょう。
少し動いただけで汗が出る人は、こちらの記事も参考にしてください。
受診の目安
- 季節に関係なく、着替えが必要なほど汗をかく(皮膚科)
- 汗が気になって、仕事や学校、人づきあいに支障が出ている(皮膚科)
- 汗と一緒に動悸・体重減少・強いだるさ・発熱がある(内科)
- のぼせ・ほてり・気分の波など更年期の症状がつらい(婦人科)
冬の汗臭さのよくある質問
Q. 冬も制汗剤は使ったほうがいいですか?
脇の汗やニオイが気になるなら、冬も使うのがおすすめです。厚着でムレやすい冬は、夏と同じくらいニオイがこもることがあります。冷たいスプレーが苦手な人は、ロールオンやクリームタイプが使いやすいでしょう。
Q. ニットの脇だけ汗臭いのはなぜですか?
ニットは脇の部分に汗や皮脂がたまりやすく、毎回洗わないことでニオイが蓄積しやすいためです。薄手のインナーや脇汗パッドを1枚はさむと、ニット自体に汗が移りにくくなります。
Q. 寝ている間の汗も冬のニオイに関係しますか?
関係することがあります。電気毛布や暖房で寝汗をかくと、パジャマや寝具にニオイが残りやすくなります。冬の寝汗対策はこちらで解説しています。
Q. 冬にマフラーやニット帽をすると頭が汗臭くなります
帽子やマフラーの中は汗がこもりやすく、頭皮や首のニオイが出やすくなります。室内ではこまめに外して蒸れを逃がしましょう。頭の汗の対策は、こちらの記事が参考になります。
まとめ:冬の汗臭さは「こもらせない・ためない」が基本
- 冬は暖房と厚着で急に汗をかき、服の中にニオイがこもりやすい
- 室内ではすぐ脱げる重ね着にして、汗をかいたら早めに拭く
- コート・マフラー・ニットは湿気を飛ばし、ニオイをためない
- 脇のニオイには「医薬部外品」の制汗・デオドラントを夜に塗る
- 季節に関係なく汗が多い・ほかの症状があるときは医療機関へ
冬の汗臭さは、夏ほど対策していないからこそ差がつく悩みです。まずは明日の服装を「すぐ脱げる重ね着」にするところから始めてみてください。
※この記事は一般的な情報をまとめたもので、効果には個人差があります。症状が気になる場合は医師にご相談ください。商品の価格や仕様は記事執筆時点(2026年10月)の情報です。
