朝目が覚めときに、おでこにニキビができていたという人も多いのではないでしょうか?
今回は、ニキビと汗の関係と正しい肌荒れ対策をご紹介します。
汗とニキビの関係は?
汗には老廃物を排出する役割と、新陳代謝を高める役割があり、ニキビを治すためには汗をかくことがいいと言われています。
汗には運動をした後のサラサラした汗と皮脂分泌の多い汗があります。
暑さなどから来る汗は、皮脂分が多くべたついていて、臭いがある、なかなか蒸発しないという特徴。そしてこの皮脂の多い汗は放置するとおでこや背中ニキビの原因になります。
運動をした後のサラサラした汗は、臭いがなく、すぐに蒸発するというのが特徴。サラサラした汗は、肌の保湿効果があり、血行が促進されるのでニキビなどの肌荒れ対策に効果的だといわれています。
汗をかくとおでこにニキビが出来る原因
汗をかくと肌がうるおった感があり、拭き取らず肌になじませてしまいがちですが、汗は水が主成分のため、汗が蒸発せず、肌に留まったままだと水分を奪ってしまい、乾燥肌の原因になります。
乾燥肌は、肌にあるバリア機能が低下している状態なので、そこへ汗に含まれている塩分や尿素、雑菌が浸入すると、ニキビなどの肌荒れが起きやすくなります。
また、汗だけでなく、おでこは皮脂分泌の盛んな部位なので、ニキビや吹き出物ができやすくなっています。
おでこの汗はカビが増殖しやすい
おでこの汗はマラセチア菌というカビのエサが増殖しやすく、それが原因で毛穴を詰まらせニキビができやすくなります。
汗をかいたあとの正しい肌荒れ対策
汗をかいたらすぐに拭く
汗が原因で引き起こされるニキビなどの肌荒れを防ぐ一番のポイントは、汗をかいた後そのままにしないことです。
とくにおでこ周りにニキビができる原因のほとんどが汗をかいたまま放置して肌が乾燥してしまうことが原因です。
汗をかいたらそのままにせず、濡らしたタオルですぐにふき取るか、洗い流すことが汗による肌荒れを防ぐコツです。
サラサラの汗をかく
運動不足だと、血行が悪い体質になってしまい、皮脂の多い汗になってしまいます。
ジョギングやラジオ体操など適度な運動をすると、新陳代謝がよくなり、サラサラした汗に変わるのでニキビ対策に効果的です。